「自分で育てた綿から、自分で糸を紡ぎ編み物がしたい!」の想いで、2021年に自宅マンションのベランダで和綿を栽培しました。
今回は、和綿栽培で一度使用した土の再生作業の記録です。
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まだまだ綿は弾け続けておりますが、弾けきった株も少しづつ出て来たので、来年度の為に土の再生作業を始めます。
毎回買っていたらお金が勿体ないし、土を捨てるのも結構苦労ですもんね。
①土を乾燥させる
まず、太陽に当てて土を乾燥させます。
園芸用のシートは1000円程するので、家にあったもので作りました。
これにプランターの土を広げ、2,3日太陽に当ててよく乾燥させます。
時々、上下を混ぜてあげると早く乾きますよ。
しっかり乾燥した古土を篩に掛け、根や冬越ししている虫を取り除きます。
③熱処理
熱で病原菌と虫の卵を死滅させます。
夏なら日光消毒ですが…今は冬なので熱湯を使いました。古土の中の偏った肥料が水中に溶け出し、土をリセットすることも出来るので一石二鳥ですね。
容器によっては、熱湯に触れると変形するものもありますので注意してください。
熱湯に土を浸けたら、そのまま熱が冷めるまで放置します。
これを2セット行います。
③寒晒し
熱処理を2度終えた古土。水を切って乾燥させています。
こちらはここ最近吹雪いているので、寒晒しでの殺菌効果も期待出来そうです。
熱処理で効果を出すには、15分間60℃を維持する必要があるので、きちんと死滅させられているか少し心配だったのですが、ダブル殺菌なら一安心です。
熱処理で効果を出すには、15分間60℃を維持する必要があるので、きちんと死滅させられているか少し心配だったのですが、ダブル殺菌なら一安心です。
ただ、(古土に含まれる)鹿沼土や赤玉土は、水分を含んだまま凍らせると紛質になるので、忘れずに後ほど追加しましょう。
④再生と混ぜ合わせる
③までを終えた今の状態は、(養分が含まれていないので)さし芽や種まき用の土に打って付けです。が、ある程度育った苗に使うにはもう少し栄養が欲しいところ。
土の再生材を混ぜてしまいましょう!
さぁ!これで準備万端! また今年も、色々な植物の栽培に挑戦しましょう! |